BLOG, 子育て力アップ講座
子育てのベースはなんですか?
【子育てのベースの考え方について】
お子さんを育てていくときに
「素直で聞き分けの良い子の育てたい。」
「思いやりのある優しい子どもになってほしい。」
「礼儀正しくて真面目な子どもが理想。」
直ぐに思いつくのはこんな感じでしょうか・・・
もしかして、
それってあなた自身がご両親から言われていたことではありませんか?
逆に
「子どもの意見を尊重しよう。」
「子どもの好きなことをさせてあげたい。」
「怒ってばかりの親にはならない。」
と、子育てのベースを決めていらっしゃるかもしれません。
こんな親としての考え方は
どこから芽生えてきたのでしょうか・・・
もしかしたら、
自分自身が親から受けたことへの反動かもしれませんよね。
でも、
それが逆に自分自身を追い詰めてしまう結果になっては悲しいですね。
子育て相談で
「私の望むような子どもとはかけ離れているんです。
その上、親なのに私の方が子どもに気を遣う時もあります。
それってどうなんでしょう?」と聞かれることがあります。
頭ごなしに親から注意を受けたり、
叱られたりした子ども時代の記憶を
お持ちのお母さんは多いと思います。
心の中では反発しながらも、親の権威に従った記憶も。
親の威厳なんて否定はしつつも、心のどこかに残っている。
その体験の記憶って、ご自身が何才ぐらいのものですか~?
小学生の高学年?中学生の頃?高校生の頃?
覚えているっていうことは
かなり自分自身が成長してからのもののことが多いのでは?
なので!!ちょっとその考えをリセットしてみてください。
目の前にいる自分のお子さんを見つめてくださいね。
まだまだ、小さくて、幼くて・・
ただお母さんだけが頼りで、まだ自分の考えもまとまっていません。
今、大切なことは
幼い子どもの気持ちを、まず受け止めてあげること、
成長や気質に合わせて向き合うことです。
まだまだ幼くて親の想いとか、
親の都合とか理解させようと思っても難しい。
望むような子育ては出来なくて当然なのかもしれませんね。
そして、大切なのは私、親なんだから!と頑張らなくても大丈夫!
お子さんには、お子さんなりの輝く人生が待っているはずです。
そして
お子さんは自分とは全く違う人格なんだと思って向き合う。
何を考えて、どうしたいのか判ろうとしながら聴いてみてください。
そして、お子さんが過ごしやすいようにサポートしてあげる。
たとえ、お母さんが望む方向でなくても・・・
お子さんが小さいうちから、
親の方もこのベースの考え方を練習してみてくださいね!
きっと、お子さん自身がのびのびと自分らしさを発揮して
お母さんのイライラも少し楽になられることと思います。
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