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ベビーマッサージの身体への効果
☆ 脳の発達を促します ☆
マッサージで皮膚を刺激すると脳の神経細胞は活発になります。
新生児の脳の重さは大人の30%ですが、3歳までに70%以上になります。
呼吸で取り込まれた酸素は血流で全身に送られて
幼児の場合はその半分が脳に送られています。
つまり、脳の発達には酸素が不可欠!
マッサージによる血流改善は大切な脳の発達をうながします
☆ 内蔵機能が高まる ☆
心地よい皮膚への刺激が赤ちゃんの内蔵の発達を助けます。
マッサージで消化器官の発達を促して
赤ちゃんのお腹の不快感、
下痢や便秘の解消にも効果があります。
ベビーマッサージによって血行もよくなり、
栄養がからだの隅々まで行きわたるので
身体全体の発育も進みます
・運動神経の発達を促す
ベビーマッサージは自律神経系や末梢神経を刺激します。
その結果 脳神経へ刺激が伝わり、寝返り、お座り、たっちなどの発達も促してくれます。
赤ちゃんが誕生後すぐから4歳ころまでおベビーマッサージをする
アフリカのウガンダは、アメリカの子供と比較すると、
首すわり、腰すわり、たっち、走り始めなどの時期が
どれも平均1~2ヶ月成長が早いという結果まで出ています。
子供の皮膚への刺激によって、
子供が健やかに成長するためにとても重要な役割を果たしていることがわかります。
・抵抗力、免疫力が高まる
循環器系の発達が促されることにより、
血行が良くなり栄養が細胞の隅々にまで行き渡ります。
筋肉の緊張がほぐれて、解毒力、抵抗力が高まります。
同時に、リンパ系にも働きかけるので赤ちゃんの免疫力が高まります
最近、足や背中など冷たい赤ちゃんが多くなっています。足の裏はある意味ラジエーターの役目があり、冷たいときもありますが、腿からふくらはぎにかけて体温が低い場合などはマッサージをしてあげるましょう。足もポカポカしてきます。体がじわじわと温まると確かに緊張していた筋肉が緩み、心地よくなってきます。この循環が免疫力を強めてくれているのです。
・消化機能がたかまる
マッサージの刺激で胃腸の働きが活発になり、
食物の消化、吸収率が高まります。
消化機能の快善によりお腹の不快感やガスが解消され、
下痢や便秘に効果があります
コリック対策
夕暮れ泣き、たそがれ泣き、とも言われるコリックです。3か月くらいまでの赤ちゃんに多い症状のひとつですがその理由はまだ解明されていません
おむつも替えた、ミルクもあげた、抱いてもダメ、泣き続ける赤ちゃんを前に途方に暮れる母親も多いものです。近年、消化器官が未発達な赤ちゃんはお腹にガスがたまりやすく、それを不快に感じて泣くのではないかといわれています。そおでマッサージは有効な解決手段と考えられます。
腸の機能が発達し、便がある程度ためられるようになってくる生後3ヶ月くらいには、コリックの症状も治まってくることが多いため、この説の信ぴょう性は高いと考えられます
・皮膚が丈夫になる
赤ちゃんの皮膚は1mm、大人の半分しかありません
赤ちゃんの皮膚は大変デリケート、バリア機能も不十分であることがわかります。
日々のオイルマッサージにより被膜をつくって 湿疹の予防ができます
・運動習慣を身につける
最近では子供たちの運動不足に警鐘を鳴らす専門家等も少なくはなく、
子供のうちから運動の習慣を身につけるのはたいへん重要な事です。 赤ちゃんのうちからベビーマッサージを定着させるのは、
大人でいうところの毎朝のジョギングなどと同じ事です。
最近の子供の柔軟性が乏しくなってきている傾向も懸念されています。
大人と同じように柔軟体操をすればよいのでしょうか
赤ちゃんの頃よりマッサージをしてあげることにより、
関節の柔軟性、また血流改善により代謝を高めることができます